評価: 




概要: 力強さと美しさと。
コメント: 静かなピアノとストリングスのイントロに導かれて
「ニセモノで表面的なだけのイメージは過ぎ去る」と歌う
タイトル曲からこのアルバムは始まる。
ならば本物で実質的なものは何なのか。
作者にとってそれは「Home」だった。
その核心を自分としてつかみ、表現できたからこそ、
このアルバム全体に何の迷いもなく、
シンプリーレッドが本来持っているよさが、
そのまんま楽曲になっている。
R&Bの名曲ど真ん中のカバー「You make me feel brand new」。
通常、低音部と高音部を分けて2人の歌手でうたわれるこのナンバーを
ミックはひとりで地声で(ファルセットではなく)歌い上げていく。
彼らと共通要素が色濃くあるホール&オーツの「I can't go for that」をサンプリングした
「sunrise」は、シャープなリズムが特徴的なかっこいいナンバーになった。
ボブ・ディランの「Psitively 4th street」のカバーでも、
ミックは快活に明るく気持ちよさそうに歌っている。
ラストは、「Home」のサビの部分からいきなり始まるリプライズ。
♪ Fake cool image should be over...
Home is a place where I yearn to belong ♪
力強さと美しさにみちた、充実の一枚。
評価: 




概要: 傑作!
コメント: 最近のシンプリー・レッドの最近の作品はいまいちだった(特に「ラヴ・アンド・ザ・ロシアン・ウインター」は眠い)が、これは会心の作。ある年代にはむちゃくちゃ懐かしいカバー曲「サンライズ」もいいが、「マネー〜」もいい(初期のシンプリーレッドっぽい)。また、一曲目「ホーム」の美しいピアノから入るのもいい。全体の構成もすばらしい。
唯一の難点は「ユー・メイク・ミー・フィール・ブランニュー」だろうか。歌い方がオリジナルそっくりな気がするんだけど。。。これカバーの意味があるんだろうか?と疑問を持ったのは私だけ?
評価: 




概要: 原点回帰の1作かな
コメント: ミックはSimply Redを活動させた当初コピーバンドとしての評価に不満を持っていたらしい。デビューアルバムから意欲的にカバー曲を収録してきた彼であったが、その評価のためか、最近の作品ではカバー曲の収録を前面に押し出した作品作りではなかったように思われる。しかしまちぼうけをくわされたような本作品ではまたカバー曲を取り上げている。その点をわたしはミックの原点回帰ととらえたい。彼がカバー曲に取り組む理由はソングライティングにおいて学ぶ点があるらしいからだ。
評価は分かれるであろうが、ホールアンドオーツの曲をサンプリングしている3曲目。これもSimply Redにはありなのねと私は考えている。
ヨーロッパツアーを展開中らしいが、日本にも来てほしいものだ。