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アジア三国志

アジア三国志
定価: ¥ 1,890
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Manufacturer: 日本経済新聞出版社
カスタマーのおすすめ度: Average rating of 3.5/5Average rating of 3.5/5Average rating of 3.5/5Average rating of 3.5/5Average rating of 3.5/5

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Binding: ハードカバー
EAN: 9784532353131
ISBN: 4532353130
Label: 日本経済新聞出版社
Manufacturer: 日本経済新聞出版社
Number Of Pages: 368
Publication Date: 2008-06-06
Publisher: 日本経済新聞出版社
Studio: 日本経済新聞出版社

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Editorial Reviews:



スポットライトレビュー:

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 世界の平和は日本、中国、インドが握る
コメント: 著者のビルエモットは、1989年に日本のバブル崩壊を予見し、2005年に日本の再復興を公言したイギリス人だ。

非常に示唆に富んだ本である。

一言でまとめると、
日本、中国、インド、それぞれ問題(政治、歴史、戦争)をもっているが、結局この三大国が如何に連携し、アジアの安定のかじを取れるかが重要になってくるとのことだ。


ただ、国際政治の難しさは誰もが知っている。
ちょっとした事件が引き金でマクロ政治経済を動かす。
たとえば、明日金正日が死んだらどうなるか、後継ぎが決まらず軍事政権が独裁になった場合、核を持って何をするかわからない。

アメリカで911級のテロがあり、新大統領がパキスタン侵攻を決めたらどうなるだろうか。インドパキスタン侵攻の誘惑に狩られるだろう。

中国の経済がこのまま沈んでいき、国民が天安門事件以来のデモを勃発させたときどうなるだろうか。中国は世論に押され、北朝鮮侵攻、韓国侵攻、台湾侵攻、または政治の混乱をうけ、チベット/ウィグル地区の反乱デモが起きるかもしれない。

日本のねじれ国会が続き、政治停滞とともに経済の急激な減速・・・。ロシアの新興。大規模な天災。

などなど、何が引き金となって、国際政治を動かすかは誰も予測できない。

ただ、彼の提案としては日本、中国、インド。このアジアの大国がリーダーシップを取って、アジアの平和を保つべきだとのこと。



一点、気になっていたことが、この本を読んでやや解決された。
なぜ、昨今、新興国の発展が目覚ましいのか。
1980/90年代に起こってもよかったが、なぜ今なのか。

それはおそらくイラク戦争だろうということ。
ここで資源の価格のバランスが崩れ、アメリカは軍事費用がかさみ、資源国の台頭が行われた。また、技術は大きく発展することはなかった。だから、模倣するBRICsにチャンスを与えてしまった。技術が発展しないから、先進国の人々は金を使わなかった。新興国の人々におふるの技術を売ることになった。これが市場が新興国に移った理由であろう。

アメリカのリーダーの一決断によって、左右されてしまう世界の危うさ。そのリーダー誰が決めているかというとアメリカ人だ。

オバマか、マケインか・・・・。
接戦である。


オバマもクリントンとの戦いで少々疲弊しているようにも見える。
最近はなぜか平凡に見える。
常にメディアにさらされていることの不利益を感じているに違いない。

マケイン氏が当選した場合どうなるか。
彼はベトナム戦争で散々ロシアに苦しめられた軍事よりの人間だ。
ロシアと一戦交える可能性もある。その時、日本は、、、、



色々なことを考えると、世界の危うさを感じずにはいられない。
東アジア、西アジア、どちらとも危ない地域である。
この地域の平和が世界の平和である。

この地域の中で最も豊かな日本が隣国と協調してリーダーシップを如何にとれるかが、世界の平和の如何を握っていると言っても過言ではない。

評価: Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5
概要: インドに注目
コメント: これまで、アジア情勢といえば日本、中国、韓国などを中心に考えがちでしたが、
実は、インドの存在が非常に重いということを気づかせてくれる本です。

特に、日本にとっては、経済面でも軍事面でも政治的にもアジアにおける重要なパートナーとなり得るということを指摘され、この国に対する認識が変わりました。

この本の問題は、文章が非常に読みづらい所。
これでは、読者が途中で離れてしまうかもしれません。
内容が重要なだけにもったいない感じです。

2度、3度と読み解き、じっくりと理解を深めるとよいかもしれません。

評価: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
概要: 爆笑君と激怒君のレビュー
コメント: (爆笑君)
一人の男が写真に写っていたとする。この男は背が高いのか、太っているのか、ハンサムなの
かよくわからない。でも三人で写っていたとするとどうだろう。誰が一番背が高いのか、
太っているのか、ハンサムなのかよくわかるだろう。この本は中国とインドと日本を同時に
「写す」ことによって、よく比較できるようになっている。そういう本だと思うよ。
(激怒君)
爆笑君の読みは浅いね。日本のODAの相手国はインドが一番になっただろ。それはなぜか。
インド経済の発展が見込まれるからだけではないよ。両国とも中国との間に領土問題を抱えて
いる。はっきり言ってしまえば「敵の敵は味方」というわけだ。中国を抜きにして、インドと
日本の関係を語ることはできない。「外交戦略には多元的思考が必要」という本だと思うよ。

評価: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
概要: われわれが進むべき方向性として大いに参考になる
コメント:  本書は「日はまた沈む」「日はまた昇る」と、日本経済について深い分析をしているビル・エモット氏によるアジアの展望を著わした本である。

 台頭する中国・インドと日本の三国それぞれの現在にいたる経済分析を行ったうえで、それぞれの国が抱える問題と、歴史的な問題や国境問題を踏まえ、これからのアジアのパワーオブバランスを大胆に予測している。 
 単純にいうならば、これら3国は、難しい力関係にあり、またさまざまな不安定要因を持っている。

 特に、第9章の9つの進言は、われわれが進むべき方向性として、おおいに参考になる。

 本書の最後に印象深い言葉がある。「ある意味で、アジアはすでにひとつになっている。」



評価: Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5
概要: 日本研究家をありがたがる傾向があるのでは?
コメント: 元エコノミスト編集長のビル・エモットの新刊。原題はRivals。彼の母国のイギリスの外交政策の基本は大陸国家の勢力を互いに争わせることにあるといえるが、このエモットの新刊も「アジア人どうしを抗争させることで、シーパワーであるイギリスや米国が漁夫の利を得る」ことを狙いに編まれた戦略文書だと観るべきだろう。アジアの事を欧米の論者が論じる場合、そこには意図的にコントローラーである欧米の戦略について触れていないことがあるが、本書もその一冊だろうか。まず、アジアで日本・インド・中国が相争う可能性がある未来を提示することは、その力学を外側から利用しようとする勢力があり、その未来はその勢力の願望にそっているという可能性があると予測する必要がある。書籍では時には論じられていない箇所にこそ重要な点がある。筆者は最後で、進言(提言と訳す方が適切だろう)を掲げているが、ここにはアメリカへの助言が含まれている。エモットは日本をよく知っているが、必ずしも日本の繁栄を願ってこの本を書いたわけではなく、アングロ・アメリカンの世界戦略の一環として日本を利用することを狙っていることを忘れては為らない。

ただ、問題は訳文が非常に紋切り型の訳語を当てはめており、非常に読みづらいということである。訳者の伏見氏は、別の訳書で国際理解促進図書・優秀賞を受賞したと奥付にあるのだが、何度か読み直さないと意味が分かりにくい箇所がかなりあった。例えば、1頁の「二〇〇一年九月一一日の同時多発テロから二年のあいだに、ブッシュ大統領は、中東と中央アジアの改革という、とてつもなく雄大な一大外交戦略を構築したと見られる」という部分は、かなり下手な訳である。これは意訳すると、「二〇〇一年の九月一一日に起きた同時多発テロの二年後には、ブッシュ大統領は、中東と中央アジア地域のの民主化推進というかなり大胆な外交戦略を打ち出し、遂行していた」ということだろう。少なくとも「見られる」(seemsか?)というのは不要だろう。他にも仕事を抱える売れっ子訳者だけに仕方ないのかも知れないが、訳出に雑な部分が多く見られ、これでは原書を読んだ方が良いのではないかと何度か思ったほどだ。


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