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Manufacturer: 筑摩書房
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カスタマーのおすすめ度:     

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Binding: 単行本 EAN: 9784480818287 ISBN: 4480818286 Label: 筑摩書房 Manufacturer: 筑摩書房 Number Of Pages: 398 Publication Date: 2007-06 Publisher: 筑摩書房 Studio: 筑摩書房
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スポットライトレビュー:
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評価:      概要: 全否定の立場から コメント: ヤクザは虫けらです。人間ではないです。正直にヤクザは金の節約のため、ゴキブリが主食ということなども書いて欲しかった。
評価:      概要: 近代ヤクザ〜現代の暴力団へ コメント: 突破者である著者は自らの出自もあって、お小遣い稼ぎと思われる筆運びのエッセイ本とは別に、正面からヤクザ(暴力団ではなく敢えてこの呼び名)について考察したのが本書である。(また、被差別部落に関する力作としては「近代の奈落」がある。)
本作で著者が肯定しているのは「近代ヤクザ」であって現代の暴力団ではない。ただ、著者が指摘するような変容をヤクザが遂げていったとして、どの段階から今日のような反社会的な存在になったのか線を引くのは難しいだろう。
戦後の社会的混乱(警察権力との馴れ合い)〜高度成長(反社会的組織として警察権力との反目)〜バブル(経済マフィア化の進行)という時代の節目毎に、社会の変化に対応するように徐々に変容していったとするならば、近代ヤクザと現代/現在の暴力団を区別することに大きな意義があるとは言えないかもしれない。
とはいえ、ヤクザが始めから反社会的な存在であったかのようなイメージ作りに対する反論として、一定の意味はあるだろう。
評価:      概要: 一般市民は両方の立場から検討すべし コメント: 11月11日放映のあるTV番組で、ベンチャー企業を食い物にしていく
ヤクザをみて戦慄を覚えました。この本に書いてある「経済ヤクザ」
の象徴的な存在でしょう。
今現在、ヤクザが株やフロント企業を通じて一般社会に入り込み、し
たたかに「一般社会」を恐喝し、利益を上げている「一般人の被害体
験」はこの本には触れられてません。
私はあるサービス業に従事してますが、店でヤクザやチンピラに理不尽
な因縁をつけられ困った事が何度かあります。そんな時はどうする
か?警察を呼ぶしかないのです。宮崎氏の著作にあるように警察にも
不祥事があるのはわかりますが、ヤクザに頼ってお金を巻き上げられ
るよりはマシですので。
私のような一般市民がヤクザとどう付き合っていくかは、宮本照夫氏の
「ヤクザが・・やってきた」シリーズのような、一般人の被害体験を載せた、
反ヤクザ的な立場からも比較・検討する必要があると思います。
この本は「ヤクザ研究」としては間違いなく力作です。しかし、アウ
トローと言う著者の立場から、主観的な思い入れを含めての肯定論に
なっているのは否めないと思います。
触れられてない一般人の被害を考えて、星を一つ引きます。
評価:      概要: ヤクザを肯定する人も否定する人も一読の価値あり! コメント: 著者である宮崎学氏は、京都の寺村組組長の息子で、幼少の頃からヤクザ文化に慣れ親しんできた人。本書は、タイトルの奇抜さとその衝撃的な内容から、テレビで特集が組まれるほど注目されています。先日、その特集をyoutubeで発見しました。興味がある方は早めにどうぞ。
第1章 山口組の誕生―仲仕からヤクザへ
第2章 振興山口組の発展と衰退―米騒動から敗戦まで
第3章 闇市の混沌のなかから―窮民アウトローとしての出発
第4章 港の顔役―山口組の港湾支配
第5章 大衆芸能の裏側―美空ひばりと山口組
第6章 高度成長と全国制覇―頂点に立った山口組
第7章 被差別民の前楯、後楯―被差別部落・在日コリアン社会とヤクザ
第8章 対抗権力としての近代ヤクザ―山口組壊滅せず
第9章 近代ヤクザの変質と終焉―日本のヤクザが終わるとき
資本主義の中では、負け組がいるから勝ち組がいる。
勝ち組はヤクザを嫌うが、
「どんなに貧しくてもどんなに差別されても人は生きてゆかなければいけない」
という現実がある。たとえ“法を犯しても”である。
「日本に近代社会が形成されるなかで、そこから疎外されていった者、周縁に追いやられていった者、そうした者たちは、生きるためにおたがいに結びつかざるをえなかった。その結合のひとつのかたちとして生まれてきた「組」的団結、それが近代ヤクザの基であった」
昔はその組織力から、治安維持のために利用されたヤクザ。しかしその後、国家により徹底的な壊滅作戦が展開される。山口組は、経済至上主義に転換し、それを生き延びる。
「バブルのころになると、博徒が博奕をやらなくなってしまった。なぜか。ほかでもない。ビジネスの世界のほうが、バブル経済によって、すっかり博奕化して、そこでもっと大がかりなギャンブルができるから、わざわざ賭場に行く必要がなくなったからだ」
山口組のことをあまり知らない人にとっては、三代目・田岡一雄の時代の山口組と美空ひばりとの関係、ヤクザと芸能の興行との関係は、意外かもしれない。山口組による鶴田浩二襲撃事件のことも、この本では語られている。
先日、爆笑問題と共演したテレビ番組「教育白書」内でビートたけし氏もこの本を紹介していました。同氏は「昔は暴力団が必要な時代があった」と発言。
元公安調査庁の菅沼氏は、日本の文化はヤクザを歓迎しているという。日本人はどこかでヤクザに憧れているのだそうだ。事実、「仁義なき戦い」「極道の妻たち」等々、ヤクザを題材にした映画が大ヒットしている。テキ屋である寅さんも、日本の法律上の定義では「ヤクザ」に該当する。
いずれにしても、近年は組織の質が低下しているため、少なくとも無関係なカタギの人に迷惑をかけない程度にその質が向上するまでは取り締まり強化が必要ではないだろうか。
評価:      概要: 「ヤクザとは哀愁の共同体である」って泣かせるね コメント: ヤクザものは数々あれど、これはまさしく集大成。しかも、著者の意見もキチンと表現されていて、客観性とともに、よくわかる。
結局、日本ってヤクザが少しだけ合法化した国と社会なんだね。『仁義なき戦い』シリーズでも、金子信雄がまさしく近代ヤクザを体現し、菅原文太が日本の古き良き精神性を担っていたが、勝ったのは金子だった。「ヤクザは哀愁の共同体」なのだけど、これからの日本ではむしろもう一度「哀愁」のほうが重要な気がする。
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